玄光社 コマーシャル・フォト 2007年05月号 記事連動スペシャルサイト
CP2007/5

フォトグラファーのためのAdobe Flash入門講座

表紙:COMMERCIAL PHOTO 2007年5月号

COMMERCIAL PHOTO

写真、グラフィック広告、CM、デザイン、映像のプロの世界を紹介する、クリイエイティブ専門誌です。

月刊 毎月15日発売

コマーシャル・フォト最新号

Adobe Flashの
最新機能

Flash Professional 8は、2005年10月に発売されたバージョンだが、発売当時よりもネットのインフラが整ったことやデジタル一眼レフの普及、Flashの機能を使いなすWebクリエイターの増加で、写真を有効に使ったFlashサイトが多く見受けられるようになった。

フォトグラファーがFlashを使うWebサイトの撮影の仕事を受けたり、自らFlashを使ったサイトを作る場合にも、まずはFlashで何ができるのかを知る必要がある。

Flashと聞くとWeb上でのアニーメションを作るソフトというイメージが強いかもしれないが、写真をWeb上に取り込んで、写真を動かすという新たな表現力を加えることができるソフトである。

「まずは写真画像をFlash上で扱うためには、『シンボル』化という変換作業を行ないます。『シンボル』化した写真は、Flsahの『ライブラリ』に登録、ドラッグ&ドロップで『レイヤー』のように扱うことができ、配置やサイズの変更が容易になります。」

(アドビシステムズ社 西村真里子さん)

シンボル化の変換作業はわずか数秒。この「シンボル」化でファイルサイズも小さくなり、Photoshopと同じようなフィルタ効果をかけたり、複数の画像を重ね合わせたり、滑らかな動きをつけること(アニメーション作成)ができる。

「写真をスライドショーのように見せる際、写真が切り替わるタイミングやオーバーラップやフェードイン、フェードアウトのような効果、Photoshopでお馴染みのぼかしやオーバーレイなどのフィルタ効果も、時間の経過(タイムライン)の中で管理でき、タイミングをコントロールしながら、見せることができます。

また写真は一切動かさずに、音楽を流しながら見せたり、文章を指定のフォントやサイズで重ねたり、デザインするという見せ方も考えられます。すぐにプレビューが可能なので、何度でも試行錯誤を繰り返しながら、納得のゆく表現を写真に加えて仕上げていくこともできます。

これまでフォトグラファーがPhotoshopのレイヤーを使って、写真にレタッチを加えていたように、Flashでは時間軸の中で写真に動作やフィルタ効果、音楽などをレイヤーと同様に扱う作業だと考えていただければ、理解しやすいかと思います」

(アドビシステムズ社 太田禎一さん)

▲フィルタ

「ぼかし」「色補正」などPhotoshopと同じフィルタ効果のほか「グロー」などのFlashならではのフィルタ効果を時間経過(タイムライン)の中で写真に加えていくことができる。

▲ブレンドモード

Photoshopでの「演算」→「描画モード」にあたり、「加算」「乗算」「オーバーレイ」「ソフトライト」「ハードライト」などの効果を加える機能。

▲カスタムイージング

時間経過に沿って、写真にエフェクトのかかる速度とタイミング(モーショントゥイーン)を、ベジェ曲線を活用したグラフによってコントロールする機能。

▲テキストレンダリングエンジン

フォントの種類やサイズを選択でき、自由度の高いテキストを表示できる機能。「アンチエイリアス」により、小さな文字でも読みやすく表示が可能。

Flash Professional 8

Flash Professional 8

写真を美しく軽快に表示を行なったり、インタラクティブなWebコンテンツを作るには必須と言われているアプリケーション。

製品版 アドビストア
価格:88,200円(税込)

アドビ・ストア

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